ゲンガー厨の自由帳

どうすりゃいいんだ・・・

シーズン6、自宅で迎えた最終日
先発ゲンガーが相手のメタグロスに催眠を外し、フシギバナの眠り粉も当たらず惨敗だった
心の中に響く自分のため息、どこからか聞こえる「今期は最終1500だな」の声
無言でレートを溶かしながら、昨期のレート2000のコウは独りDSの前で泣いていた
6世代カンポケで手にした上位入賞、喜び、感動、そして何より信頼できる催眠ゲンガー・・・
それを今の自分で再現することは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」コウは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、コウははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいDSの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、また催眠が当たるようにお祈りをしなくちゃな」コウは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、コウはふと気付いた

「あれ・・・?レートが1995・・・?」
画面を覗いたコウが目にしたのは、2000チャレに挑もうとするゲーム内の自分だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにトレーナー戦のBGMが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするコウの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「コウ、選出画面だ、早くしろ」声の方に振り返ったコウは目を疑った
「バ・・・バシャーモさん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「ガ・・・ガブリアスコーチ?」  「なんだお前、かってにガブリアスさんを引退させやがって」
オニゴーリ・・・」  コウは半分パニックになりながら選出画面を見上げた
1番:ファイアロー 2番:ボルトロス 3番:ガブリアス 4番:ガルーラ 5番:ゲンガー 6番:内川 7番:オニゴーリ 8番:バシャーモ 9番:スイクン
暫時、唖然としていたコウだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
Aが10くらいのヒードランを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

 

 

 

わかる人にだけ伝わればいいやーと思ったけどクソ面白くない

-9800点

 

元ネタ-『内川 どうすりゃいいんだ』でググってね